羽 根



明日降る絶望に笑顔で手を振った

君の横顔は何時にも増して美しく

僕は只息を呑んで

僕は只 息を呑んで

呼吸する事すら忘れ

意識を手放してもいい そう思った


何時も何時だって探しているものは決まって只一つだ

僕だけじゃない 誰もが皆探しているもの

簡単に口にするのに

それを容取る唇は何時も意味深に濡れていて

心は酷く渇いている



夢に迄見た君の

羽根の抜け落ちた背中

ひしゃげた肋骨で僕を囲って閉じ込めて

滴る血で眠らせて

涙を終わらせて





明日降る絶望に笑顔で手を振った

笑顔で手を振ったのに





君の涙も 傷も 声も

空に放たれた一切を

誰が愛し 誰が護る

君は誰を想い 誰を愛す




何時も何時だって探しているものは決まって只一つだ

僕だけじゃない 誰もが皆探しているもの

簡単に口にするのに

それを容取る唇は何時も意味深に濡れていて

心は酷く渇いている




夢に迄見た君の

羽根の抜け落ちた背中

ひしゃげた肋骨で僕を囲って閉じ込めて

滴る血で眠らせて

涙を終わらせて






お願い どうかお願いだよ

僕を貶めて 翻弄して 永遠の執着を与えたまへ

君よ





























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