必 要 悪



もういいって 要らないって

感度に乗せて 過ちを犯さないで

分別をつけて

俺は俺であって 君は君であって

一つを望まないのに

重ねないで 矛盾しないで



口に封をした理由をまた話して聞かせなければならない?

いつまでも子供じゃないって

目に見えないものに怯えていても解っている

君が怯えているのはいたってシンプルな孤独だ



分かち合って 愛し合っていても

傷付けて 傷付いて 

似た者同士 解るから 痛い事もある

いつも同じ窓辺で 同じ景色を眺めていたら

見えるもの 見ているもの 感じていること 知りたくなって
 
それはきっと 疑い傷付ける事を予兆していて



俺は誰かの鏡であってはならない

似たようで きっと格別にかけ離れたものを探している

緑の椅子に座る俺と 赤い椅子に座るであろう人

同じ椅子は二脚と要らない

背中合わせに言葉を交わしながら

鏡に映った自分をみつめられたら




気付いて欲しいと君も思っていたら

今背を向けて 

鏡に映った君に言葉を投げかけて

其処で待っているから


























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